4日に、財団法人自動車検査登録情報協会では「わが国の自動車保有動向」という調査結果のなかで、車種別の平均車齢や平均使用年数を発表した。それによると、自動車でも高齢化問題が起こっているようだ。

車齢とは文字通り車の年齢であり、自動車が新車登録されてからの経過年数を意味する。平均車齢は、人間でいうところの「平均年齢」というわけだ。1976年の時点では、普通車の平均車齢が3.60年、小型車が3.50年であった。バブル景気の時期(1980年代後半~1990年代前半)は、おおよそ3~5年となっている。それ以降は5~6年と増え、2008年では普通車の平均車齢が7.26年、小型車が7.20年にまでなっている。

また、同協会の調査結果では平均使用年数も発表している。平均使用年数とは、新車登録から登録抹消されるまでの期間の平均年数だ。人間でいうところの「平均寿命」に該当するらしい。1976年の時点では、普通車の平均年数が7.05年、小型車が6.79年であった。だが、2008年では普通車の平均年数が11.58年、小型車が11.71年にまで延びている。

それだけを大切に乗っていると解釈するのであれば、エコだといえるかもしれない。だが、実際のところは違うようだ。

自動車の高齢化の理由として、性能が向上して、故障しにくくなったことは確かにいえる。1976年の当時と比べて、現在のエンジンなどはかなり進化している。しかし、最近の不況やガソリンの価格が上がったこともあって、車の買い替えを控える消費者が多かったというのが本当の理由だろう。それに加え、若い世代の車離れという問題もあるわけだ。高齢化問題がにも及んでいるとはオドロキである。  :shock: